六軒川の釣り方とエサ

竿13~16尺、バランスの底釣り。エサは両ダンゴ。これが基本線で流れが強いからとドボンなどで止めてしまうと、たとえマブナであってもスレやカラツンが多発する。

さらにいまだクチボソ系のジャミや手のひらにも満たない小マブナのアタリが活発なので、小バリ小エサでは太刀打ちできない。むしろ大バリであればジャミ系のアタリは出にくいので、ここでの釣りは大バリを記者は強く推奨する。エサはダンゴの底釣り芯華1+1:1マッシュ1+水2。固まったら指が痛くなるほどよく練り込んで芯を作り、それを若干の手水で戻す。そこにダンゴの底釣り芯華を適量絡ませてボソっ気を出したものを使った。

小バリ小エサの釣りと比較するとあきらかに小マブナを含めたジャミ系のアタリが出にくく、良型マブナの確率が高かった。アタリの多くは食い上げで実釣当日にゆいいつ交じった本命1枚も食い上げアタリだった。

記者が思うに、この要因は大バリによる高比重が功を奏したと思われ、ジャミのフワフワした動きを消し去ってくれたものと確信している。

また適正号数とはかけ離れてしまうが、ジャミが多いとハリスがパーマしやすくなる。記者は1号を使用していたので、隣の大木氏に比べて圧倒的にパーマになりづらかったことを付け加えておきたい。ただし超大型の魚(コイ、レンギョなど)がハリ掛かりした時は要注意だ。

いずれにしてもジャミ対策に大バリは有効と思われるので、ぜひ試してみてほしい。

釣行メモ

・入釣料…前売り¥500(つりチケなど)、現場売り¥600。釣り台必携

・アクセス…常磐自動車道柏IC~R16を千葉方面へ。呼塚信号を左折しR6を土浦方面へ。2kg先の台田信号を右折し、突き当たりの根戸新田信号を左折。約14kg先が六軒川に架かる六軒大橋

▼この釣り場について
六軒川

<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>