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ダイハツ『ミラ トコット』が12月末で生産終了!
『ムーヴ』も『ロッキー』もなし…「売れるものがない」苦しむディーラー
ダイハツ『ミラ トコット』が12月末で生産終了!
ダイハツ『ミラ トコット』は、角に丸みをもたせたスクエア基調のデザインを採用した軽ハッチバックです。
女性をターゲットにしながらこれまでのデザインにありがちな「かわいらしさ」を押し出さない、シンプルな道具らしさを表現し、2018年のグッドデザイン賞を受賞しました。
『ミラ イース』をベースにした派生モデルとしてが2018年6月に発売し、発売当初は目標を大きく上回る受注があったことが発表されましたが、2021年には販売不振により販売グレードの整理が行われる程度に。
そして2023年10月26日に、ダイハツの正規ディーラーが『ミラ トコット』は2023年12月末をもって生産終了となることを明かしました。
トコットが12月末に生産終了となります😭 レトロ&シンプルで無機質ながらも温かみのある、そんな車でした✨
10月26日現在、ダイハツ千葉では残り15台のみご注文受付可能です😖!ご興味のある方は今すぐお店にご連絡ください🤙‼️
現在お乗りの方はこれからも大切にお乗りいただけますと幸いです🥰
— 【公式】ダイハツ千葉 (@daihatsuchiba) October 26, 2023 『ジャパンモビリティショー』は前売りチケット販売中!
『ムーヴ』も『ロッキー』もなし…「売れるものがない」苦しむディーラー
ダイハツ ロッキー PremiumG HEV
本記事公開時点でダイハツが公式サイトにラインアップとして挙げているモデルは、『コペン』、『ミラ イース』、『ミラ トコット』、『タフト』、『ムーヴ キャンバス』、『タント』、『タント ファンクロス』、『ブーン』、『ロッキー』、『トール』、『アルティス』の計11モデルです。
本来ならばこの中にフルモデルチェンジした新型『ムーヴ』が加わっていたはずですが、2023年5月に発覚した不正以来、ダイハツは既存モデルのフルモデルチェンジを公にはアナウンスしておらず、『ムーヴ』はフルモデルチェンジの発表がないまま生産終了を迎えてしまいました。
この11モデルの中から『ミラ トコット』が消え、さらにはトヨタ『カムリ』のOEMモデルである『アルティス』も2023年12月下旬をもって生産終了となることが決定済み。
それだけでなく、不正が発覚した『ロッキー』のハイブリッドモデルも現在は販売・出荷停止中。人気モデルさえも販売できない事態となり、ダイハツ販売店関係者は「お買い上げいただいたお客様にも購入をご検討いただいたお客様にも多大なご迷惑とご心配をおかけし、心苦しい状況が長く続いている」「売れるものが手元にない」と苦しい時期を迎えているようです。
ジャパンモビリティショーでは『VISION COPEN』など魅力的なコンセプトカーを公開したダイハツ。ファンの期待を裏切らないよう、一日も早い事態の収束が望まれています。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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