サンティアゴ・ヒメネス 写真:Getty Images

 ナポリが、フェイエノールトに所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(23)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 昨季の優勝に大きく貢献したナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの去就が不透明となっているナポリ。昨季のセリエA王者は今季もここまでリーグ戦8試合で6ゴールを記録している同選手との契約延長を優先事項に掲げているが、いまだに合意はない状況となっている。

 そのなかで、チェルシーなどからの関心が取り沙汰されているオシムヘンが退団した場合の後釜としてナポリはヒメネスをリストアップしているとのこと。今季ゴールを量産している同選手の評価額はうなぎ登りとなっており、移籍金4000万ユーロ(約63億1000万円)が必要になる見込みのようだ。

 下部組織から育ったクルス・アスルでプロキャリアをスタートさせたヒメネスは、2022年夏にフェイエノールトへ完全移籍。正確かつ強烈な左足のシュートやポジショニング能力の高さを武器に今季はここまで公式戦11試合で15ゴールを記録している。