韓国1部・光州FC所属のU23韓国代表FWホ・ユルが、自身の去就に言及。Jリーグ移籍を視野に入れていないことを明かしている。
現在22歳のホ・ユルは、身長190cm超で左利きの大型ストライカー。2020シーズンに光州のトップチームに昇格すると、2022シーズンは韓国2部リーグほぼ全試合出場で6ゴールをマークするなど、クラブの1部昇格に貢献。今季もここまでリーグ戦19試合の出場で3ゴール3アシストを挙げると、上位6クラブによるプレーオフでも、ここまで全2試合で先発出場している。
光州で順調なプロキャリアを過ごしているホ・ユルだが、今年9月にはパリ五輪アジア1次予選兼AFC U23アジアカップ予選に臨むU23韓国代表のメンバーに選出。全3試合出場でノーゴールだったが、同国代表はアジアカップ本大会出場権を獲得した。
『東亜日報』によると、ホ・ユルは自身の成長ぶりについて「試合を重ねたら重ねるだけ良くなるチームと同じように、僕も順調に成長している。たくさんアドバイスをもらい、積極性は昨年より確実に向上した。守備を意識してプレーしているうちに、自然と攻撃面での結果もついてくるようになった」と手応えを掴んでいる模様。今後のプランについては、以下のようなコメントを残したという。
「日本など海外のいくつかのクラブからオファーが届いたけど、すべて断ったね。僕は欧州挑戦しか視野に入れていない。広州でなければ、欧州しか選択肢はないと思っている」
オファーを拒否したクラブ名には言及しなかったホ・ユル。パリ五輪出場を目指す中、果たして来年4月に開幕するアジアカップ本大会の舞台で結果を残せるのだろうか。