突然だが、もしあなたが身に覚えのない罪に問われ、無実を証明する手段もないとしたらどうするだろうか? とある男性は、全裸になることで身の潔白を証明しようとし、見事に失敗した。
米国・フロリダ州フラグラー郡の地元警察は22日、性器露出や治安びん乱などの容疑でショーン・マッデン(40)を逮捕したと発表した。
報告によると、同日「暴力的な男が女性と言い争いをしている」との通報があり、複数名の警察官が現場に急行したところ、上半身裸でうろつくマッデンを発見。マッデンは泥酔しており、ひどく興奮した様子で、今にも警察官に飛びかからん勢いだったという。
一部始終は警察官が装備していたボディカメラに記録されており、「一体どれくらい飲んだんだ?」と警察官が質問するも「やってやる! お前ら全員やってやる! かかってこいや」とまったく会話になっていない様子が捉えられている。
警官隊はその後もマッデンを落ち着かせようと対話を試みるが、当の本人は「俺がいったい何をしたっていうんだ!」とエキサイトするばかり。「話し合おう」と呼びかけても「話すことなんか何もねえよ」と吐き捨て、終いには「見ろ! 俺は丸腰だ!」とパンツを下ろし全裸に。
警官隊のひとりが「あーあ、やっちゃった……」とこぼすのを横目に、マッデンは「見たか! 武器なんか持ってない! 俺は何もしてねぇんだ!」とドヤ顔。「たった今、したよ……」と正論を述べる警察官の声が虚しさを誘う。
この時点で、公務執行妨害など3件の罪を犯していることを告げられると、マッデンはなおも無実を訴えたが、「公衆の面前でそうやって裸になっちゃダメでしょ」と諭されると「え、そうなの?」と一瞬たじろいだ。しかし、次の瞬間「だけどな、こっちはひとりだっていうのに、大の大人が4人がかりで来たら、これくらいのことはするわ!」と謎理論を展開。結局、最後まで納得していない様子だったが、そのまま大人しくお縄についた。
身の潔白を証明するどころか、罪状を増やす形になってしまったマッデン。そのまま刑務所に収監されたが、2000ドルの保釈金を納付し、即日釈放されたという。裸一貫で出直してほしい。
ちなみに、ボディカメラの映像は、こちらのリンクから視聴できる。
文=ゼロ次郎
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提供元・TOCANA
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