Shinwa Auction(シンワオークション)社は、10月21日(土)に「西洋美術/BAGS/JEWELLRY&WATCHES オークション」を開催した。
今回のオークションの落札額合計は6億7,449万円で、落札率は79.3%となった。時計・宝石の高額品がエスティメイトを大幅に上回り、ポテンシャルの高さを示す結果となったという。
高額落札が増えた西洋美術等のオークション
今回のオークションでは、パリ窯の金彩色絵陶板入ドレッサーや「TIFFANY & Co.(ティファニー)」のレッドダイヤモンド ダイヤモンドネックレス、「MIKIMOTO(ミキモト)」のピンクダイヤモンドリングなどが落札された。
落札結果から、特に男性の興味を引きそうなモノを紹介しよう。
ティファニー ファブリルグラス花器
今回登場した「ティファニー」のファブリルグラス花器は、19世紀のパリ万博に出展された同ブランドのグラス花器と同じデザインの希少品。オークションは32万円からスタート。エスティメイトは38万円~50万円だったが、ライブビットと会場の競りが続き、74万円のハンマープライスとなった。
象牙象嵌入キャビネット
西洋美術の最終ロットとなる象牙象嵌入キャビネットのオークションは94万円からのスタート。エスティメイトは100万円~150万円だったが瞬く間に200万円にまで競り上がり、最終的に250万円でのハンマープライスとなった。
フェルディナント・ベルトゥー クロノメーター
偉大な時計師、フェルナンド・ベルトゥーの意匠を継承する高級腕時計のオークションは940万円からスタートした。
エスティメイトも1,000万円~1,500万円と高額だったが、ハイテンポに2,000万円にまで競り上がり、ハンマープライスは最終的に2,200万円に。
パテックフィリップ セレスティアル グランドコンプリケーション
天文表示、グランド・コンプリケーションなど、デザイン・機能を兼ね備えた「パテック・フィリップ セレスティアル グランド コンプリケーション」のオークションは2,700万円からのスタート。会場参加者による競りが起こり、3,000万円で落札された。
ちなみにエスティメイトは3,000万円~4,000万円だった。
オレンジダイヤモンド
GIA COLORED DIAMOND REPORTが付いた1.05カラットのオレンジダイヤモンド。オークションは2,200万円からスタート。約5分間、長い競りが続き、最終的には電話ビットで8,700万円の落札結果となった。
エスティメイトは2,500万円~5,000万円だったという。
ちなみに今回、特に高額で落札されたのは「ティファニー」のレッドダイヤモンド ダイヤモンドネックレスで、ハンマープライスは1憶4,000万円だった。
(Mayu)