さまざまなワイナリーと出会える、日本ワインのセット「わいんたび」の「九州編」と「北陸編」が新登場。
11月より、ECサイト「近畿日本ツーリストe-MARKET」および各域内・近隣エリアの観光拠点、ホテル・旅館などで順次販売を開始する。
知らなかったワイナリーに出会えたり、好みのワインが見つかりそうな同商品で、日本でのワイン旅を楽しんでみては。
ワインと出会うことでワイン旅を楽しむ新提案
「わいんたび」とは、日本全国のワイナリーで生産される「日本ワイン」を、試飲にもお土産にも最適なグラス1杯分サイズ(100ml)にし、地域ごとに複数のワイナリーをセットにしたもの。ワインとの出会いと飲み比べが楽しめる、同社独自の企画商品だ。
思いがけないワインとの出会いが、新しい旅に出発するきっかけになるように。「ワイン旅」という新しい旅のスタイルを提案する証として、その思いをグラス1杯サイズに込めて「わいんたび」と名付けた。
今回は、秋冬の国内旅行需要や新酒のシーズン到来を前に、ワインの印象の薄いエリアである九州と北陸の販売を開始。複数県を訪れる周遊ツアー、ワイナリーを訪れるワインツーリズムを想起させながら、旅の提案をする。
各地のワインを飲み比べ
同商品は、グラス1杯サイズの小瓶が3本セットになっている。1セットで異なる3ワイナリーのワインが楽しめ、飲み比べにも最適だ。
また、同商品オリジナルのリーフレットには、ラインナップごとに地域の旅情報やワイン・ワイナリーの情報を掲載している。
九州と北陸のワインに注目したセット
ワインのイメージが弱い九州
九州エリアの酒といえば「焼酎」というイメージが強く、ワインコンクールでも高い評価を得ているワイナリーが複数県にあるが、“九州=ワイン”のイメージが定着しているとはまだまだ言えない。
しかし、西九州新幹線の開業も追い風に、九州内の複数県を横断、周遊する旅行・観光需要が高いエリアだ。
「わいんたび 九州編」は、全国的でも珍しい離島ワイナリーである長崎県「五島ワイナリー」をはじめ、福岡県「巨峰ワイナリー」、大分県「久住ワイナリー」、宮崎県「都農ワイナリー」「都城ワイナリー」の4県5ワイナリーによる、赤・白・ロゼの3本セットを2つの商品ラインナップで用意した。
個性的なワインの北陸
北陸エリアは米どころ、酒どころのイメージが強いが、近年ワインの産地としても見逃せない産地だ。ワイナリーの数やワインの生産量は少ないものの、テロワールを大事にした個性的なワインが揃い、量販されていないため、その土地でしか味わえないものも多いとされている。
また、2024年3月の北陸新幹線の福井・敦賀開業に伴い、富山・金沢開業の再来と言わんばかりの盛り上がりが期待されるエリアだ。
「わいんたび 北陸編」は、ぐるっと北陸3県周遊を想起させる石川県「能登ワイン」、富山県「ドメーヌ・ボー」、福井県「白山ワイナリー」の3県のワイナリーの1ラインナップとなっている。
恐竜王国・福井県からは、“恐竜ワイン”をはじめ、テロワールを感じられる日本生まれの赤ワイン用ブドウ品種「ヤマ・ソーヴィニョン」の飲み比べも楽しめる。
日本各地には、“旅をしたい”と思わせるワインがある。様々な地域の造り手の想いの詰まったワインを飲むことで、旅する気分を味わってみては。
(田原昌)