日本代表MF奥抜侃志は、今年夏に大宮アルディージャからドイツ2部ニュルンベルクへ完全移籍。FW林大地とチームメイトである中、本人がMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)ら日本代表で活躍する選手との関係に言及。新天地での手応えや今後の目標も語っている。
奥抜は昨年8月に大宮からグールニク・ザブジェへレンタル移籍すると、ポーランド1部26試合の出場で4ゴールと活躍。2022/23シーズン限りでザブジェを退団し、今年6月末にニュルンベルクへの完全移籍を果たしている。
そしてニュルンベルクでも、加入1年目から主力選手として活躍。ドイツ2部リーグ戦でここまで11試合中10試合にスタメン出場し、2ゴールをマーク。新天地でのパフォーマンスが高く評価され、今月には日本代表に初めて選出されている。
順調にステップアップを果たしているだけに、本人も確かな手応えをつかんでいる模様。クラブ公式のインタビューで、今季ここまでの出来を以下のように振り返っている。
「最初の数試合はドイツ2部リーグのプレースピードやスタイルに慣れる必要がありました。コミュニケーションに関しても、問題を抱えていました。でも試合を重ねるごとに良くなってきましたし、最近決めた2ゴールのおかげで、ここまでうまくやれていると思います」
また現在妻とともにニュルンベルクで日々を過ごしている奥抜は「デュッセルドルフへ行きたいですね。田中と板倉が住んでいる場所ですし、彼らに会うことが僕の一番やりたいことですね」とコメント。
今月の代表活動で特に田中やDF板倉滉(ボルシアMG)とコミュニケーションをとっただけに、「彼らとの交流できて、非常に光栄に思っています。ピッチで最高のパフォーマンスを続けようと、すごいモチベーションになりましたよ」と気持ちを高ぶらせている。
今季ここまで出場機会を得ている奥抜。代表再選出も狙っているだけに、まずは今月29日に行われるFW町野修斗所属ホルシュタイン・キールとの一戦で結果を残したいところだ。