チェルシーが、ボカ・ジュニアーズに所属するU-20アルゼンチン代表DFバレンティン・バルコ(19)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『90min』が伝えた。
ボカ下部組織出身のバルコは、今年7月にトップチームを果たした左サイドバック。167cmと小柄なもののフィジカルの強さやアジリティの高さ、高精度の左足のキックを武器に今季はここまで公式戦26試合に出場して1ゴール3アシストを記録している。
そんなバルコに対してマンチェスター・シティが獲得に熱を入れているなかで、チェルシーも関心を強めているという。ボカは同選手と新契約を結び、800万ポンドの契約解除金を設定しようとしているが、現時点では合意には至っておらず、1月に移籍する可能性が高いようだ。
その一方で、チェルシーは左サイドバックを主戦場としているU-21オランダ代表DFイアン・マートセンが退団する可能性があるとのこと。今季限りで契約満了を迎える同選手に関して、チェルシーは契約延長を望んでいるものの、出場時間が84分にとどまっていることから将来に疑念を持っているようだ。