持ち物について

貴重品はかさばっても身に着けます。財布、スマホ、車のキーは肌身離さず身に着けていれば安心です。前打ち釣りの場合タックルボックスごと持ち歩くのは面倒なので、ベストやポーチに仕掛けと一緒に入れると良いでしょう。私は大きめのウエストバッグを身につけています。最低限の糸、針、オモリ、クロダイを釣り上げた時に必要なタオル、プライヤーを忘れずに。暗くなったらSSサイズのケミホタルを穂先に付けると便利です。

クロダイ前打ち釣りに適した装備を解説 「極力軽く」を心がけよう穂先にケミホタル装着(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

タモは5m以上の長柄のタイプを使います。畳んで腰に差したり、背負ったりして持ち歩きます。背負いスタイルは不安定な足場でも使いやすいですが、風が強いと煽られるので注意です。

タモの直径は45cm以上なら年なしでもランディングできます。網目がラバーコーティングされているタイプは水の抵抗がかかりやや掬いにくいですが、魚を傷つけにくいので気に入っています。

クロダイ前打ち釣りに適した装備を解説 「極力軽く」を心がけよう木製のカニ桶(提供:TSURINEWSライターかにおけ)

餌箱は木製のタイプがエサが長持ちして良いと言われています。私は手提げタイプのカニ桶を長年愛用していて重宝しています。独特の台形がカニがよじ登るのを防ぎ安心です。平らな波止では右手に竿、左手にカニ桶というスタイルで釣り歩いています。不安定なブロックの上では身につけるとブラブラして危険なので、安定した場所に置くなりしています。

ストレスない釣りをするために

最初は面倒で戸惑いますが、事前準備をしっかり行えばそれがルーティンになり、最大限のパフォーマンスで釣りをすることができます。あとはマナーを守ること。割り込みしない、ゴミは持ち帰る等言うまでもないですが、せっかくの休日、お互いに気分良く過ごしたいものです。

そんな中での天気の急変、多少の雨ならまだしも雷は即撤収!命に関わります。ゴロゴロと鳴ったらすぐに竿を畳みましょう。そのためにも天気の情報収集ができるスマホアプリは便利です。

準備が整ったら釣り開始!しっかりした装備で快適な釣りを楽しみましょう!

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<かにおけ/TSURINEWSライター>