創業90年の日進ゴムが、“アースフレンドリー”に共鳴した世界の仲間たちと作り上げるスニーカーブランド「RALLY ROUND(ラリーラウンド)」を始動。竹やコーヒーフィルターを活用した93%植物由来の第1弾モデル「PO-JA(ポルトガル&ジャパン)」が、公式ECサイトにて10月28日(土)の15時に発売される。
また、東京・有楽町の「エシカルな暮らしLAB」ではポップアップストアが開催される予定だ。
“アースフレンドリー”の下に国境を超えた仲間が集結
最終的に焼却されるプロダクトならば、植物由来にするのがもっともCO2排出削減に合理的。“アースフレンドリー”をコンセプトとする同ブランドは、そうしたエシカルな思考をベースに、3年前から素材の研究が始まったという。
また、ストレスフリーな履き心地やデザインの多様化を実現するべく、国境を超えた仲間づくりも推進。今回は、ポルトガルのコルク農家や、エストニアの職人的シューズブランド「TOKU」と手を組み、サステナブルな魅力だけに留まらない、足取りや会話まで弾むようなタウンスニーカーを追求したという。
竹やコーヒーフィルターを活用した植物由来スニーカー
まず注目したいのは、軽くて丈夫でエコなアウトソールだ。一般的なスニーカーのアウトソールは、石油由来の合成ゴムやプラスチックなどで作られていることがほとんどだが、同ブランドでは、竹パウダーと天然ゴムを混合した独自の「Bambrub(バンブラブ)」を採用することで、サステナブル性と快適性を両立している。
さらにアッパー部には、コーヒーフィルターの製造工程で出る廃材を活用した「Cafetex(カフェテックス)」を採用。通気性がよく、肌当たりも爽やかな生地は、思わず笑顔になる新鮮な履き心地を体験させてくれるだろう。
また、ポルトガル産の天然コルクを贅沢に使用したインソールが、軽さとクッション性を両立。履くたびに履く人の足型を形取り、まるで素足のような感覚を作り出していく性質も特徴的だ。
「TOKU」が手掛けた北欧デザインは、ナチュラルかつ飽きのこないテイストで、カラーバリエーションは「ブラック」「コンビ」「ホワイト」の3色が用意される。
今冬には、北欧産のバルチックウールを組み合わせた温かなモデルもリリース予定だという「RALLY ROUND」。メール登録もしくは公式Instagramをフォローして、今後の展開もチェックしておきたい。
RALLY ROUND「PO-JA」
サイズ:23.0cm~28.0cm(1.0cm刻み)
価格:16,500円(税込)
(zlatan)