日本時間10月24日時点で、プレミアリーグ第9節が終了。今2023/24シーズンからチームを再編したリバプールは、ここまで6勝2分1敗で4位に位置している。同クラブの主将DFフィルジル・ファン・ダイクは今シーズンから新たな試合開始前のルーティンを導入したが、英『トークスポーツ』によりその理由が明かされている。
リバプールでは、咋2022/23シーズンの主将MFジョーダン・ヘンダーソン(現アル・イテファク)と副主将MFジェームズ・ミルナー(現ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン)がチームを去った。今シーズンからファン・ダイクが主将、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが副主将の役割を引き継いでいる。
前主将のヘンダーソンは大きな声で選手に指示をしていたが、新主将のファン・ダイクは試合開始前にチームメイトと集まって円陣を組む新たなルールを導入。これを始めたきっかけと導入した理由として、ファン・ダイクが以下のように言及したことが報じられている。
「セルティック(スコットランド1部)の選手だったときにやっていたことだ」
「試合の雰囲気を決められるし、観客に準備万端の合図を与えるので、いつもそうすることが好きだった」
「試合開始直前の雰囲気を盛り上げることもできる。だからファンが期待感を高めて騒ぎ立てて参加してくれるなら、たとえ自分の声がかき消されても文句は言わないよ」
多くの主要選手がチームを去ったものの、これまで着実に勝ち点を重ねる新生リバプールは、次節(10月29日)ノッティンガム・フォレストをホームに迎える。リバプールに所属する日本代表MF遠藤航の活躍にも注目が集まる。