UFO事件を扱う軍の特殊部隊が存在する?

「Regional News」が現地を管轄する軍の司令部に確認したところ、「2022年6月14日にブラジル軍はカイエイラスで軍事作戦を実行していない」との報告を受けたという。また、このエリアで航空機が墜落したという報告もないと述べている。

 ちなみに、目撃現場のカイエイラスは、サンパウロの首都と軍事施設のあるジュンジアイの中間に位置しており、軍用機の飛行ルート上にある。

 オルタナティブメディア「Mysterious Universe」の記事によれば、この事件が起きた6月14日の数週間前にブラジルの南東部のミナスジェライス州の上空にも「多くの奇妙な光 (約50個)」が現れたり消えたりする光景が目撃されていたという。位置情報の記録から、SpaceXのスターリンク衛星ではなかったことも判明しているということだ。

 バロチカ氏によると、ブラジル当局は2020年にマジェー市で発生した別のUFO事件と、1996年にヴァルジーニャで起きた有名なUFO事件でも隠蔽を図ったという。そして今回の「カイエイラスUFO事件」でも隠蔽工作が行われているというのだ。

墜落UFOから逃げた宇宙人をブラジル軍が追跡!? 昨年6月に発生、封殺された超タブー「カイエイラス事件」
(画像=「Mysterious Universe」の記事より、『TOCANA』より 引用)

 ヴァルジーニャのケースでは、少なくとも1人以上が地球外生命体に遭遇したと証言している。話が広まるにつれ、ブラジル軍が2体のエイリアンを捕らえたという話も聞かれるようになり、米メディア「Wall Street Journal」を含む主流メディアによって取り上げられる世界的な騒動となった。

 同事件は「ブラジル版ロズウェル事件」として知られるようになり、現地を訪れる人々も急増したことで地元の観光産業は潤ったのだが、軍とブラジル政府はこの件について何も言及してない。今年1月には、この事件で地球外生命体を捕獲するのを手伝ったと主張する男性が名乗り出るなど、今も多くが謎に包まれている。

 バロチカ氏によれば、今回の「カイエイラスUFO事件」で2体のヒューマノイドを追っていた見慣れない兵士たちは、96年の「ブラジル版ロズウェル事件」でも出動した軍のUFO対策特殊部隊である可能性が高いという。現地の多くの人がUFO墜落後に、現場上空にヘリコプターが周回しているのを目撃していたということだ。

 またしても政府が隠蔽を図ったと指摘される今回の「カイエイラスUFO事件」だが、事件発生からまだ2カ月ほどしか経っていないため、これから新証言や新事実が出てきてもおかしくないだろう。続報があればまたお知らせしたい。

参考:「Mysterious Universe」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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