新潟県燕市のチタンウェアブランド「SUSgallery(サスギャラリー)」と三条市のカトラリーブランド「MARUNAO(マルナオ)」がコラボレーション。
美しさと使い易さ、デザイン性を併せ持つカトラリーシリーズが、11月1日(水)より先行販売、11月22日(水)より一般販売開始となる。新潟県で生まれた金属加工と木工加工の技術を融合させたカトラリーを、この機会に手に取ってみよう。
チタンウェアブランド「SUSgallery」
「SUSgallery」は、1966年に新潟県燕市で、金属加工の会社として誕生。ステンレスキッチンツールを国内製造し技術を蓄積したのちに、40年以上ステンレス魔法瓶を製造してきた。
その後、未来に目を向けたプロダクトを模索し、職人たちは日々苦戦をしながらも技術開拓をしていく中で、ある日美しいチタンの結晶を生成する方法を奇跡的に発見。そして、その美しい結晶を施したプロダクト達に金属を循環させるサステナブル(Sustainable)の精神とステンレス(SUS)魔法瓶のクリエイションを掛け合わせ、未来に向けた想いをのせ「SUSgallery」というブランド名をつけるに至った。
カトラリーブランド「MARUNAO」
「MARUNAO」は、初代の福田直悦氏が1939年に新潟県三条市で創業し、二代目福田健男氏が2000年まで利器工匠具を製造してきた。
そして、三代目の福田隆宏氏は2004年から黒檀や紫檀の木箸の製造を開始し、社名をマルナオ社に改名。現在は、箸、スプーンやカップ、ステーショナリーなど200アイテムを製造し、国内外に販売している。
また、2014年には三条市矢田に、オープンファクトリーとショップを併設した本社工場を新設。さらに、2019年8月には東京・青山、11月にはフランスのパリに直営店をオープンした。
「SUSgallery×MARUNAO」カトラリーシリーズ
「SUSgallery」と「MARUNAO」がコラボレーション。
「SUSgallery」のアイコニックな結晶に「MARUNAO」の経験と技術が重なり合い、共に育ったかのような相性の良いカトラリーシリーズが誕生した。
「八」をコンセプトとした「Hashi」と「Saji」
毎日使うものだからこそ、触り心地の良い材質と使い心地を追求した「Hashi」と「Saji」。「MARUNAO」の代名詞ともいえる、手の馴染みやすさや口当たりなどの機能性を重視した、八角形状の箸を再構築して生まれたデザインに仕上がっている。
販売価格は、「Hashi」が22,000円(税込)、「Saji」が17,600円(税込)となる。
また、カトラリーシリーズは昔から日本で縁起の良い数字とされてきた「八」をコンセプトにしており、転居や結婚、仕事の変化などで新生活を迎える際の贈り物にもおすすめだ。
ユニークな組み合わせ式の「Rest」
チタンパーツと木製パーツを組み合わせて使うことで、箸置きとしてもナイフ・フォークなどのカトラリーレストとしても使用できる「Rest」。
昨今のフレンチやイタリアンなどの洋食において、箸を使うシーンにも対応した新しいかたちのカトラリーレストとなっている。販売価格は、15,400円(税込)。
また、「Hashi」と「Saji」、「Rest」のセットも、価格52,800円(税込)で販売となる。
なお、11月1日(水)から始まる先行販売は、「SUSgallery」直営店舗(SUSgallery青山本店/SUSgalleryコレド室町店)および「SUSgallery」Online Storeにて実施。商品は各店舗により在庫状況が異なるため注意しよう。
新潟生まれのクリエイティブなカトラリーシリーズを、いち早く体験してみては。
SUSgallery青山本店
所在地:東京都港区北青山3-9-7 表参道N&Nビル1階
SUSgalleryコレド室町店
所在地:東京都中央区日本橋室町1-5-5 コレド室町3 2階
(綱嶋直也)