賢い人は〈抽象度〉を操作する

たとえば、現場の実作業を担う「プレイヤー」は左側で《具体》的なタスクを担当している。経営理念や組織の方向性を定める「リーダー」は右側にいて組織の《抽象的》な概念・長期的な目標や思想を決定する立場にある。そして「マネージャー」は、両者の間で両者を円滑につなぐ組織づくりに責任を持たなければならない。

「仕事ができる人」とは、役職を問わず、目の前の課題が「具体と抽象」の軸のどの位置にあるかを見定め、その課題の《抽象度》を操作できる人なのだ。

本書では「具体と抽象」を操作する具体的な手立てがエピソードを交えながら展開されていく。日々何気なく行ってしまっている仕事の本質が見えてくるだろう。

仕事ができる 具体と抽象が、ビジネスを10割解決する。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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