ワカサギ釣りのリールには電動リールと手巻きリールがありますが、1匹でも釣果を伸ばしたい人には手返しが圧倒的に早い電動リールがオススメです。今回はそんなワカサギ釣り用電動リールのメリットや選び方を解説。また、おすすめの電動リールも紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・郡直道)
ワカサギ釣り用電動リールのメリット
ワカサギ釣りの電動リールは、タックル自体もコンパクトで軽く、ボタン1つで巻き上げが可能です。巻き上げ速度も速いため、手巻きだと10秒以上掛かるところを、数秒で巻き上げできるものも。これによって手返しが非常に早くなるので、必然的に時合で数を伸ばしやすいという点が電動リールを使う最大のメリットとなります。
また、より効率を求めた2本竿スタイルで挑む場合に2つのタックルを管理しやすいのも大きな利点です。機種によっては置き竿で自動的に誘いまで入れてくれます。1000匹越えの釣果を狙っていくなら電動リールは必須とも言えるでしょう。
穂先のつけ外しが可能
ワカサギ釣りで電動リールを使う場合、竿にリールを取り付けるのではなく、リールに穂先を取り付ける形となります。これによって釣り場の状況を見極めて穂先を簡単に交換することができるのも電動リールのメリットの一つです。
穂先は調子や硬さ、素材などもアイテムごとに違い、ワカサギの食いが悪い時は食い込みのいい胴調子の穂先にする、水深が深いので重いオモリを使える硬い穂先に変更するなど、状況に応じて使い分けることで釣果アップに繋がります。
また、穂先は可変アダプターを電動リールに取り付けることで穂先の角度が調整可能。穂先の向きを水平にするほどアタリを見やすくなり、逆に穂先の向きを下げるほどアワせたときのブレが少なくなり魚が掛かりやすくなるなど意外と釣果に繋がる要素です。これが簡単に変更できるのも利点と言えるでしょう。
<TSURINEWS編集部>