企業コンサルティングや教育関連事業を手掛ける実業家・谷川祐基さんは、「コンサル必読の書!」と評価される思考術についてのロングセラー書『賢さをつくる』の著者です。

同書に記された「具体と抽象」のロジックを、ビジネスの現場で活用した結果をまとめたという最新刊『仕事ができる 具体と抽象が、ビジネスを10割解決する。』が注目を集めています。

仕事ができるようになるシンプルな方法

谷川祐基さんは、「具体化と抽象化だけで仕事の10割はうまくいく」と語ります。全てのビジネス課題は「具体と抽象」というただ1軸で説明でき、解決できるというのです。

では、具体化と抽象化とはどんなことなのでしょうか。その説明をしているのが本書です。

本書は全てのビジネス課題は「具体と抽象」というただ1軸で説明でき、解決できるという考えにもとづいています。

たとえば、企業や組織のリーダー層は、組織の「抽象的」な概念、長期的な目標や思想を決定。一方で、現場での業務を行う従業員は、リーダー・マネジメント層の「抽象的」な概念から導いた「具体的」なタスクを遂行します。

自分の役割を認識し、成果へつなげる

どんな役職に身を置いていようとも、課題の「具体と抽象」を見定め、対応できる人こそが“仕事ができる人”だという考えのもとに書かれた本書。

記された「具体と抽象」の概念を知れば、職場やビジネスでありがちな問題を解決する大きなヒントにつながると提唱します。

また、著者の前作にあたる『賢さをつくる』も併せて読むと、具体と抽象の思考をさらに徹底的に理解できるとのことです。

書籍情報

『仕事ができる 具体と抽象が、ビジネスを10割解決する。』

著者:谷川祐基

価格:1,595円(税込)

ページ数:192ページ

発行元: CCCメディアハウス