10月25日に行われたラオス女子サッカーリーグ第2節のエズラFCとVFCビエンチャンの試合で、28-0という衝撃のスコアが生まれた。勝利したエズラの背番号9番の選手ソウパ・ヴァン・パイ・ヴァンが、たった1人で15ゴールを挙げる大暴れで、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。
同選手は、5分、6分、12分、16分、17分、20分、34分、45+1分、50分、53分、55分、64分、67分、76分、88分と驚異的なペースでゴールを量産。ハットトリック5回なので「クインティプル・ハットトリック」達成となった。エズラでは、この試合に他の2選手もシングル・ハットトリックを達成している。
この試合で28失点を許したビエンチャンは、第1節のチャンパーサック戦でも0-21で敗れており、わずか2試合で49失点を喫したことになる。
なお、地元紙によると、ラオス女子サッカーリーグは今年発足したばかりで、ラオス女子サッカー選手の成長と才能の発掘、代表チームの発展を目指して開催されるとのこと。8チームが参戦する今シーズンは10月21日に開幕。優勝チームには、賞金1億キープ(約72万円)が贈られる。