ソン・フンミン 写真:Getty Images

 来年1月にカタール開催のAFCアジアカップに参戦するサッカー日本代表「森保ジャパン」。MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF三笘薫(ブライトン)の大会MVP受賞が期待されているが、一部の日本人記者は韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)のプレーに注目している。

 韓国のサッカーメディア『ベストイレブン』は24日、日本、中国、マレーシア、イラン、インド、カタール計6か国の記者や大会関係者にインタビューを実施。「アジアカップでの注目選手」としてソン・フンミンを挙げる記者が大半を占めている。

 このインタビュー企画には、日本から2名の記者が参加。そのうちのひとりは「ソン・フンミンはアジア史上最高の選手だと思う。ぜひ万全を期して最高のコンディションで大会に参加して、素晴らしいプレーを見せてほしい」と、ソン・フンミンに期待を寄せている。

 またもう一方の日本人記者は、FW中村敬斗(スタッド・ランス)の名前を挙げると、「ガンバ大阪でプレーしていた中村は、今年夏にLASKリンツからスタッド・ランスへ移籍した。抜群のシュートが持ち味の左ウイングであり、三笘とはまた違ったタイプの選手だ」と、同じく左サイドを本職とする三笘との違いを述べた。

 海外の複数記者は、ソン・フンミンのみならず三笘も推奨。日本人記者が三笘を注目選手に挙げなかった背景として、韓国メディアに配慮した可能性が考えられる。