美術情報誌『ONBEAT vol.19』が10月24日(火)に発売された。

『ONBEAT vol.19』では、「TIME」の日本初公演を前に、田中泯さんと高谷史郎さんが坂本龍一さんとの交流や「TIME」の制作秘話を振り返るロングインタビューを掲載。芸術好き必見の一冊に仕上がっている。

『ONBEAT vol.19』で多様なアートに触れる

『ONBEAT vol.19』には、前述の通り田中泯さんと高谷史郎さんのロングインタビューの他、片岡真実さんと蜷川敦子さん、保坂健二朗さんが「アートウィーク東京」の魅力について語る特集や、美術家のミヤケマイさん、音楽家のサリフ・ケイタさん、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEの宮前義之さん、タグチアートコレクションなどを独占インタビューで紹介。

連載も多彩で、長谷川祐子さん、高橋龍太郎さん、鈴木芳雄さん、林信行さんなどが登場。さらにはクリスティーズジャパン代表の山口桂さんの新連載もスタートした。

特に特徴的なコンテンツを紹介したい。

坂本龍一さんとの交流を語る

坂本龍一さんと高谷史郎さんが共同でコンセプトを立案し、坂本さんが全曲の音楽、高谷さんがヴィジュアルデザインを手がけたシアターピース「TIME」。

その高谷さんと、「TIME」に出演する国際的ダンサーの田中泯さんが、文筆家/アートプロデューサーの小崎哲哉さんを聞き手に、坂本龍一さんとの交流や「TIME」の制作秘話を語る。

「アートウィーク東京」の魅力に迫る

現代アートの祭典「アートウィーク東京」の舞台裏に迫る記事。蜷川敦子さんと保坂健二朗さんが対談し、同イベントの魅力について語る。また、森美術館館長の片岡真実さんが、同イベント初の試みとなる“買える展覧会「AWT FOCUS」”の役割と期待について語る。

音楽家のサリフ・ケイタさんをインタビュー

「アフリカの黄金の声」と称されるマリ共和国の音楽家、サリフ・ケイタさん。2023年春「KYOTOPHONIE」出演のため来日し、圧巻のパフォーマンスを行ったサリフさんへのインタビューと、サリフさんを招聘した「KYOTOPHONIE」共同代表のルシール・レイボーズさんへのインタビューを二本立てで掲載する。

この他、『ONBEAT vol.19』は、多彩なアート関連情報を紹介。また、誌面とリアルを連動させるイベント「ONBEAT Art Show」も展開中で、11月1日(水)から銀座三越を皮切りに、全国の百貨店やギャラリーとのコラボ企画が予定されている。

芸術の秋だからこそ、自身の感性に刺激を与える一冊を手にとってほしい。

ONBEAT vol.19
定価:2,500円(税抜)
発行元:音美衣杜

(IKKI)