来年1月にカタールで開催されるAFCアジアカップ。サッカー日本代表「森保ジャパン」が優勝候補に推される中、大会組織委員会の幹部がMF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)、MFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン:PSG)やFWソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)の名前を挙げながら、両国代表の選手の力量を比較した。
韓国のサッカーメディア『ベストイレブン』は24日、日本、中国、マレーシア、イラン、インド、カタール計6か国の記者や大会関係者にインタビューを実施。「アジアカップでの注目選手」としてソン・フンミンを挙げる記者が大半を占めている。
同メディアの質問には、大会組織委員会の広報担当も回答。「何人か挙げたいが、最も注目しているのはイ・ガンインだ。現在PSGでプレーしているように、すでにトップレベルの選手だ。彼は中央でもプレーできるし、ウイングでも良さを発揮する。スピードがあり、ファーストタッチが巧みだ」
「今大会はイ・ガンインにとって劇的に成長する場であり、彼が本当に素晴らしい選手であることを世界に知らしめるための機会になるだろう」と、第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)でU24韓国代表を優勝に導いたイ・ガンインの実力を評価。
「日本代表は最高のチームだと思うが、韓国代表には個々の能力が高い選手がいる。ソン・フンミンについて語る必要はない。彼はアジア最高の選手だ」と、ソン・フンミンの名前を挙げながら“日韓比較論”を展開している。
その上で、日本代表の中からは三笘と久保を注目選手に指名。「この2人はイ・ガンインと同じく、驚くほど急速に成長している。個人的にはイ・ガンイン、三笘、久保はソン・フンミンに次ぐようなアジアのスーパースターになると思う」と私見を述べている。