自炊をしようと思っても、キッチンが狭くてまな板を置くスペースがなかったり、ひとくちコンロだったりすると料理をするモチベーションが下がってしまうかもしれません。
JA全農は若者に向けて、単身者むけの住居などでみられる極狭キッチンでも作れる1人前のレシピを集めたWEBサイト「もったいない!東京1Kごはん」を公開しました。
小さなキッチンでも大丈夫!栄養とおいしさを考えたレシピ
「もったいない!東京1Kごはん」で公開されるレシピはおいしさと栄養バランスを大切にしているそうです。
「包丁いらず」「 ひとくちコンロで作れる」「必ずひとつは野菜が摂れる」この3つのポイントにこだわったという、使う調理器具も洗い物も最低限ですむ調理のテクニックが紹介されています。
1人暮らしをする若者の半数以上がフードロスを意識している
JA全農が実施した「若者のフードロス事情に関する意識調査」の結果、 1人暮らしをしている学生の67.2%が「フードロスを意識していますか?」という質問に対し、「意識している」と回答しました。
また、1人暮らしをする若者の57.4%がフードロスを懸念して自炊をためらっていると答えています。
食材を使い切れなかったり、ムダにしてしまったりしたことがある学生は少なくなく、その理由として「食材を買いすぎて1人では使い切れなかった」「急な予定や外食が入ってしまって食材を使い切れなかった」などがあげられています。
「もったいない!東京1Kごはん」は、こうした背景を踏まえて、若者が簡単においしく作れる自炊レシピのメニューを開発。
単身で暮らす若者たちが、積極的に自炊を取り入れることでフードロス対策にもつなげていこうという試みだといいます。