セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、今月22日に行われたスコットランド1部リーグ第9節ハーツ戦でFW前田大然のゴールをアシスト。好プレーでチームを勝利に導いた一方で、相手選手をなぎ倒したようなシーンで話題を呼んでいる。
ハーツ戦で前田やFW古橋亨梧とともにスタメン出場した旗手は、1-0で迎えた23分にペナルティエリア右側からのパスで、前田のゴールをアシスト。47分にPKを失敗したものの、51分に技ありのフリックパスから相手守備網を突破。古橋の追加点を演出するなど、チームの勝利に大きく貢献した。
ただX(旧ツイッター)上で物議を醸しているのが、39分のシーンだ。旗手はMFキャメロン・デブリンに左手で右脇腹を押された後、デブリンの背中や首元を押す。デブリンはピッチに転げたが、旗手にカードが提示されることはなかった。
また世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』でも、旗手とデブリンのやり合うシーンがピックアップ。海外のサッカーファンから「汚いシーンだ」「みっともない」「イエローだろ」などという声が沸き起こっている。
くわえてピッチに転がるデブリンの行為が大げさだという意見も。「ネイマールのダイブみたい」「クリスティアーノ・ロナウドを見習え!」「審判を欺く行為だ」といった批判が相次いでいる。
今年9月中旬の復帰以降、セルティックの中盤に欠かせない戦力として活躍している旗手。日本代表での活躍も期待される中、思わぬ形で騒動に巻き込まれている。