森保一監督(写真左)と鎌田大地(写真右) 写真:Getty Images

 MF三笘薫(ブライトン)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)をはじめ、欧州における日本人選手の活躍が目立っている。日本代表の快進撃にも注目が集まる中、MF鎌田大地(ラツィオ)がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)フェイエノールト戦を前に、欧州組の変化について語った。

 日本代表は昨年のカタールW杯グループステージで、強豪国のドイツとスペインを撃破。欧州での評価を一気に高めると、今年9月に敵地で行われた国際親善試合ドイツ戦でも4-1と快勝した。また欧州のリーグ戦では、ほぼ毎週のように日本人選手が活躍。DF冨安健洋(アーセナル)やFW古橋亨梧(セルティック)など、CLに参戦する選手も直近数年間で増加している。

 アイントラハト・フランクフルト時代にUEFAヨーロッパリーグ優勝を成し遂げた鎌田も、欧州で活躍している日本代表選手のひとりだ。同選手はCL公式X(旧ツイッター)アカウントのインタビューに登場。「色々な日本人選手と一緒にプレーして感じること」として、自身の意見を以下のように述べている。

 「もちろんテクニックというのは、みんなやっぱりあるなと思います。ただ『フィジカル面がないからこそ、日本人はテクニックで何とかしないといけない』という感じで今まではいたと思いますけど、今はテクニックある選手プラスみんなフィジカル面もすごい良くなっていますね」

 「日本人選手はみんな真面目だし、練習もいっぱいするので、テクニック面では優れた選手がより出てくるかもしれないですけど、フィジカル面も今は優れている選手が増えてきていると思うので、よりヨーロッパの選手に近いような選手がたくさんいるなと感じています」

 今年8月にラツィオに加入した鎌田は、直近のリーグ戦3試合で途中出場。それでも今月25日開催のCLグループステージ第3節フェイエノールト戦ではスタメン出場が予想されている。フェイエノールト所属のFW上田綺世もスーパーサブながら好調をキープしているだけに、欧州最高峰の舞台における日本人対決を多くのファン・サポーターが望んでいる。