全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有する、ガソリンスタンド情報共有サイト「gogo.gs」が、10月23日(月)時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格を調査・公表しました。
政府による補助金拡充の影響
需要・供給量や原油価格、為替などの影響を受け価格変動がみられるガソリン価格。2023年夏は円安による原油の輸入価格上昇や、産油国であるサウジアラビアでの減産の影響をうけたことで、その価格が上昇しました。
政府は、消費者の負担を低減させることを目指し、小売価格の急騰を抑制しようとガソリンの小売価格が1リットルあたり175円程度に抑えるための補助金を投入。2023年12月末まで実施される予定です。
さらに、10月23日(月)に政府が明らかにした経済対策の原案において電気・ガス料金の負担軽減措置と同様に2024年4月末まで延長される見込みだと報じられています。
経済産業省・資源エネルギー庁|燃料油価格激変緩和補助金
小売り価格の全国平均は169.4円
全国のガソリンスタンドなどの小売価格を調査する株式会社ゴーゴーラボによると、10月23日(月)時点でのレギュラーガソリンの全国平均小売価格は1リットルあたり169.4円。ハイオクでは180.3円(2.0円の値下がり)となったそうです。
また、軽油は147.6円(1.8円の値下がり)、灯油で1,983.2円(34.9円の値下がり)を示し、全ての油種で値下がりとなったと伝えていますが、地域やガソリンスタンドによって140円台後半から200円台と価格差がかなり見られるそうです。