ろくでなしの類義語とその由来

「ろくでなし」とはどんな意味?どういう人を指す言葉?その由来は?
(画像=『FUNDO』より 引用)

ろくでなしは役立たずなどのことを指して言うことが多く、その類義語としても「うどの大木」や「白豆腐の拍子木」などがあります。
ここからはこれら類義語についてもチェックしていきましょう!

うどの大木

「うどの大木」とは、体ばかり大きくて役に立たない人の例えです。

この言葉は、植物のウドの茎が持つ性質が起源となっています。
ウドの茎は、木のように長く成長します。
しかし、実際には柔らかいので木材としては使えません。

そこから、見た目ばかりで役立たないことをウドになぞらえて「うどの大木」と呼ぶようになったのです。

白豆腐の拍子木

「白豆腐の拍子木」とは、見かけは立派でも役に立たないものの例えです。

もし豆腐で拍子木を作ったとします。
真っ白で見た目はいいかもしれませんが、それを音を鳴らすために叩き合ったら・・・、もちろんすぐ弾けるように壊れてしまいますよね。
そこから、役に立つはずもないものの例えとされるようになりました。

まとめ

ろくでなしは、役に立たない人を指して言う言葉で、侮辱や軽蔑の意味が強い言葉となっています。
ただ、それよりもさらに相手を咎める言葉として、ひとでなしなど似たような言葉もあります。

「ろく」とは大地を指す陸の事で、平らなことから真面目な人を評する際に使われていました。
その経緯から、まじめではない人の意味で「ろくでなし」という言葉は生まれたとされています。

類義語としては、「うどの大木」や「白豆腐の拍子木」などがあります。

提供元・FUNDO

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