ポイントサービス「Ponta」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、10~60代の男女1,200人を対象に「クラウドファンディングに関する調査」を実施。10月19日(木)に結果を公開しました。
本記事は株式会社ロイヤリティ マーケティングが実施・公開したアンケート調査を引用しています。
そもそもクラウドファンディングって?
クラウドファンディングは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。
プロジェクトを立ち上げた人が、その成功のために不特定多数の人から購入・寄付・投資といった方法で資金を募る仕組みのことです。
クラウドファンディングの利用率は20代がトップ
クラウドファンディングへの関心を全体の1,200人に尋ねると「利用したことがある」「利用したことはないが、関心はある」の合計は41%に。「利用したことがある」の割合は20代が23%で、年代別で最も高い結果になりました。
一方で、年代が下がるほど、クラウドファンディングのことを知らない人も多いようです。
20代は「寄付型」への関心と利用経験が高い
クラウドファンディングには、金銭的支援を行うことでサービスや物品をもらえる「購入型」、金銭的リターンが伴う「投資型」、リターンのない「寄付型」などの種類があります。
今回の調査では、関心のあるクラウドファンディングの種類は、全年代では1位が「購入型」、2位が「投資型」でした。20代の「寄付型」への関心は59%となり、他の年代よりも寄付への意識が高いとの結果に。
また、実際に利用したことがあるクラウドファンディングの種類についても、20代は「寄付型」の回答が最多の60%でした。
「リターンがなくても支援したい」と思う20代が多いことがわかります。
参加理由1位は「新しいアイデアやプロダクトをサポートしたい」
クラウドファンディングで投資・寄付・購入をする理由を聞くと「新しいアイデアやプロダクトをサポートしたい」が42%と最多になりました。
調査概要
「ロイヤリティ マーケティング」調べ
調査方法:インターネット調査
調査期間:9月6日(水)~9月8日(金)
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしている人)
調査対象:国内在住10~60代の男女
有効回答数:1,200名 ※性年代別に各100サンプル回収
※調査結果は小数点第1位を四捨五入しています