槙野智章 写真:Getty Images

 元サッカー日本代表選手であり、浦和レッズOBの槙野智章氏が、今月22日放送の日本テレビ系列『シューイチ』に出演。さいたま新都心付近でのロケをした際の発言内容で注目を浴びている。

 神戸での現役引退後、解説者として活動する傍ら、情報・バラエティ番組にも出演している槙野氏。シューイチではお笑い芸人のロッチ中岡さんらとともに、さいたま新都心や与野エリアでロケを実施。「下積み時代に通った懐かしの上京メシ」として、さいたま市にある「寺田家」の手打ち蕎麦を紹介していた。

 さいたま新都心は一部が大宮区に位置しており、浦和のライバルクラブである大宮アルディージャのファン・サポーターも一定数いる。しかし槙野氏はさいたま新都心付近でのロケ中に「さいたまでWe Are(ウィーアー)と言ったら、100%レッズって返ってきますね」と、埼玉スタジアムで浦和サポーターが響かせる「We are REDS」のシュプレヒコールを紹介。

 自身の古巣である浦和をプッシュするとともに、複数の通行人に対して「ウィーアーと言えば?」と声を掛けたが、一部の人から「ここは若干大宮区ですね」と突っ込まれた。

 この槙野氏と通行人のやり取りは、X(旧ツイッター)上でも拡散。「槙野やらかしたか」「若干大宮区というツッコミ面白い」「大宮アルディージャのことを忘れないで」「大宮と浦和で戦争状態だ」といった声が上がるなど、反響を呼んでいる。

 浦和対大宮はさいたまダービーとして知られてるが、大宮がJ2へ降格した2018年以降は両クラブの対戦機会がない。「さいたま」というワードで浦和と大宮を一括りにした槙野氏の発言により、両クラブのライバル関係に再び火がついている。