河川での見えクロダイを狙う

夜が明け朝マヅメを迎えたので、次はシーバスやクロダイが狙える七尾市の熊木川へと移動。まず橋の上から川を観察してみると、シーバスは不在のようだがクロダイは多く見える。同行者によるとこれでも以前より魚が少ないらしいが、ひとまずクロダイ狙いでトップウォーターから開始。

すると飛豚73プロップに興味を示して何度かチェイスあり。だがいまいちスイッチが入ったとは言いがたいフラフラッとした追い方で口を使わせられなかった。だがこれだけの魚影があるんだから何とかできるはず、とミノーやバイブレーション、ワームを次々試していく。

今後さらにソルトゲーム過熱

さて能登半島では、これからさらに陸っぱりソルトゲームが面白くなる。アオリイカは終盤だが、メバルやアジが開幕する。能登島や内浦の漁港周りを探っていきたい。

また外浦では青物の回遊が見られ、地磯やサーフのショアジギングやプラッギングで狙える。10kgオーバーのヒラマサの実績もあり、決して侮れないフィールドだ。

今回は一日という時間の中での釣りだったが、時間をかけてじっくり釣り込めばかなり面白いフィールドであることは間違いない。

能登へと向かう移動中は3年前の撃沈が頭をよぎり、「今日はちゃんと釣れるだろうか」と心配だった。朝から晩まで釣りをしてみた結果、能登島エリアだけでも6魚種をキャッチしてリベンジに成功。ポイント間の移動時間もたいしてかからないため無駄な時間が少なく、丸一日かけて釣りを楽しみたい、いろんな釣りをしたい、という人はぜひ能登周辺に出かけてみてほしい。

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<週刊つりニュース中部版 松尾尚恭/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年10月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。