九州地方でコハダが見え始めた。群れに当たると、数釣れるところが嬉しい。今回は「コハダのあぶり手綱」を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)

サビキ釣果レシピ:コハダ(コノシロ)の炙り手綱 大名おろしでOK

コハダとは

コハダとはコノシロの若魚のことで、15cm前後がベストサイズ。骨が軟らかくて調理も簡単だ。ちなみにこれ以下だとさばきにくく、コノシロ級になれば、おろし方が少し変わってくる。

持ち帰り方

釣れたコハダはハリから外し、クーラーにドボン。潮氷にキンキンに冷やして帰ろう。

下処理

持ち帰ったコハダはウロコを剥ぎ、頭を落としてワタをとる。回を重ねるごとに、リズミカルに行えるはず。

サビキ釣果レシピ:コハダ(コノシロ)の炙り手綱 大名おろしでOK1.ウロコを剥いで下処理(提供:TSURINEWSライター松田正記)

大名おろし

下処理後は3枚におろす。大名おろしが簡単でラク。あとは腹骨を少しそげば、一口大の刺し身になる。

最後の工程

ここからは最後の工程。まずは刺し身を酢で絞める。15分程度でいい感じに絞まる。次にラップの上に、棒状に握った酢飯をのせ、魚とドッキング。この時、魚を少し斜めにすると、手綱のように見える。

サビキ釣果レシピ:コハダ(コノシロ)の炙り手綱 大名おろしでOK2.ラップの上に酢飯をのせる(提供:TSURINEWSライター松田正記)

ラストはラップごと形を整え、ガスバーナーでほんの少しあぶれば完成。ひと手間かかるものの、抜群に美味い。

サビキ釣果レシピ:コハダ(コノシロ)の炙り手綱 大名おろしでOK3.形を整える(提供:TSURINEWSライター松田正記)

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<松田正記/TSURINEWSライター>