古橋亨梧、旗手怜央、前田大然(写真左から) 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティックに所属するFW古橋亨梧、MF旗手怜央、FW前田大然は、これまで複数回にわたりサッカー日本代表「森保ジャパン」に招集。今年11月にFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選が開幕するが、イギリス国内では3選手のメンバー外が予想されている。

 森保ジャパンは今年6月以降、国際Aマッチ6試合ですべて勝利。先月9日のドイツ戦で4-1と金星を挙げたほか、今月はカナダ戦とチュニジア戦でいずれも白星。前田はコンディション不良により招集されなかったが、古橋がチュニジア戦で旗手のスペースを突くパスから先制ゴールをマークしている。

 日本の一部メディアは、森保一監督が北中米W杯アジア2次予選前にアジアサッカー連盟(AFC)へ提出する予備登録メンバーとして120名以上リストアップしたと報道。大量リストアップの背景に、欧州組の長距離移動や連戦等に対する配慮があるという。

 すると英紙『デイリーレコード』は、「森保監督が120人リストを作成。代表メンバーの名前を新鮮に保つために既成概念にとらわれずに考えるつもりだ」と反応。来月に控えるW杯予選2試合の招集メンバーについて、以下のように予想している。

 「セルティックのスタートリオ、古橋、旗手、前田にとっては朗報かもしれない。彼らは来月、スコットランドに残る可能性がある。120人リストは、セルティックで出場機会が少ない岩田智輝や小林友希など、多くの候補選手が招集される可能性があることを意味する」

 なお日本代表は来月16日のW杯予選初戦でミャンマーをホームに迎え撃つ。また21日のシリア戦は、シリア内紛やイスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスによる戦争の影響を受けて、サウジアラビアでの中立開催が決まっている。