「AIと会話できる」として話題のChatGPT。自然言語で気軽に会話形式でAIとやり取りし、様々な処理を任せられる点が画期的なサービスです。2023年9月現在はブラウザ版だけでなく、スマホアプリもリリースされ、より手軽に利用できるようになりました。
ChatGPTのアプリはiOS版が2023年5月に、Android版が7月にリリースされました
とはいえまだまだ真新しく、ChatGPTは意外と多くの人にとっては馴染みが無いアプリでもあるでしょう。
この記事では、ChatGPTの公式アプリのログイン方法から基本的な使い方までご紹介します。
ChatGPT(チャットGPT)のスマホアプリでできること
ChatGPTのスマホアプリでは、ChatGPTの基本的な機能がひととおり使えるほか、ボイスメッセージでプロンプトを入力することも可能です。
たとえばこちらは「スティーブ・ジョブズの生い立ちと人生」についてChatGPTアプリに質問をした際の返答例です。細かく見ていくといろいろなところに微妙な間違いがあったりもするのですが、おおむねは良いアウトプットです。ちなみにアプリは日本語はもちろん、英語でも質問可能。英語の方が良い回答が返ってくることも多いです。もちろん、無料会員も利用することができます
ChatGPT(チャットGPT)のスマホアプリを使う際の注意点
ChatGPTのスマホアプリの注意点は、基本的にブラウザ版のChatGPTと同じ。ChatGPTのスマホアプリをインストールすると、英語で具体的な注意点も表記されています。ただし多くの方は読み飛ばしてしまうでしょう。
ChatGPTが明記している注意点は、以下の通りです。
ChatGPTは不正確な情報を出力することがあります。また、機密情報の入力は推奨されていません。ブラウザ版と同じように、ChatGPTアプリ版でも個人情報などは入力しないようにしましょう
個人情報や機密情報をChatGPTに入力すると、OpenAIはシステム改善のためにその匿名化されたチャットを閲覧し、機械学習にそれらの情報を使ってしまうリスクがあります。よって「プライバシー周り」は特に注意することをおすすめします。
【iPhone】ChatGPT(チャットGPT)のスマホアプリの使い方
ここからは早速、ChatGPTのスマホアプリのログイン方法や使い方を解説していきます。まずは、iPhone版のChatGPTアプリの導入方法から使い方までを画像付きで解説します。
インストール方法~アカウント作成まで
【1】まず、App Storeで「ChatGPT」と検索します。【2】公式アプリを見つけたら②「入手」もしくは「インストールボタン」よりダウンロードを行います。【3】アプリがダウンロードできたら、アプリを開き、アカウント作成を行います。今回は、③「Sign up with email(メールでサインアップ)」よりメールアドレスを登録して進めます
【4】メールアドレスを入力し、④「Continue(次へ)」をタップします。【5】続いて、新規パスワードを入力し、⑤「Continue」をタップします。【6】先ほど入力したアドレス宛に認証メールが届くため、メールを開き「Verify email address(認証)」をタップして認証を行ってください。認証後、ChatGPTアプリを開き、⑥「I’ve verified my email(認証しました)」をタップします
【7】次に名前と生年月日を入力し、⑦「Continue」をタップします。【8】最後に確認事項が表示されるため、⑧「Continue」をタップします。【9】以上でアカウント作成が完了し、チャット画面が開きました
ログイン方法
すでにアカウントを持っている人は、アプリをインストールした後、ログインを行いましょう。
【1】アプリを開いたら①「Log in」をタップします。【2】登録しているメールアドレスを入力し、②「Continue」をタップします
【3】続いてパスワードを入力して、③「Continue」をタップ。【4】④最後に確認事項が表示されるため④「Continue」をタップするとチャット画面が開きます
【基本的な使い方】チャットでの質問のやり方
ログインできたら、入力欄でチャット形式で質問し、答えを出力します。
【1】質問したい内容を入力し、右側の矢印ボタンを押して送信します。なお画面の上に出ている「GPT-3.5」という表記は、ChatGPTの大規模言語モデルのバージョンを示すものです。上位モデルのGPT-4の利用は有料。ちなみに無料で試したい場合、GPT-4はBing AIでも採用されているためBingを使ってみるのも良いでしょう【2】ChatGPTからの答えが出力されます