こんにちは。川上です。
肥後ジャーナルでたびたび登場する球磨郡球磨村の「球泉洞」。
「球泉洞」が“恋人の聖地”に認定!熊本県内で3件目!
球磨村の山あいに突如現れた宮殿。7つのドームを探す謎ミッションにオラわくわくしてきたぞ!
令和2年7月4日に発生した豪雨の影響で休業。昨年、1年9ヶ月ぶりにリニューアルオープンしました。さらに、今年の4月には新たにアウトドアグッズの店舗もオープン!
遅ればせながらリニューアルした「球泉洞」へ行ってきました!
目次
リニューアルした球磨郡球磨村「球泉洞」
地球の神秘が目の前に!鍾乳洞を探検!
リニューアルした球磨郡球磨村「球泉洞」
本日は球磨郡球磨村にある「球泉洞」にいます。改めてこんにちは。
肥後ジャーナルで最後にご紹介してから約4年、リニューアルオープンされてから初の訪問です。
「球泉洞」の目玉となる鍾乳洞は、九州本土では最大級の大きさ。リニューアルの際に鍾乳洞内の照明も少し変更し、以前と比べて雰囲気が変わっているそう。
「球泉洞」はとても広く、敷地内には鍾乳洞以外にも大きなショッピングスポットがあります。熊本豪雨の際には、この施設も被害を受けたそうです。こちらも大幅にリニューアルされました。
地球の神秘が目の前に!鍾乳洞を探検!
まずは、鍾乳洞から行ってきます!
実は、鍾乳洞の中へ入るのは初めてなのでどきどき。
まず、長いトンネルを進みます。
暗い!
怖がりなのでひとりだとちょっと不安になり、恐る恐る進みます。
そして、涼しい!
この日は暑かったので何も考えずに半袖だったんですが、ちょっと寒いほど。鍾乳洞の温度は一定で、1年中16℃なんだそうです。
しばらく歩くと鍾乳洞の入口に到着。
めっちゃ神秘的。
まるでテーマパークのアトラクションのようですが、これがホンモノだと思うとなんだか不思議な気持ちになります。
もう気分は探検家。早速、探検していきたいと思います!
言葉が出てこないくらいの迫力です。
この鍾乳洞は3億年前の地層からできてるんですって。3億年って…想像がつかない。
その時代は、まだ日本も大陸から離れる前。ハワイでできた石灰岩が太平洋プレートに乗って流れてきたそうです。その後、日本が大陸から離れたタイミングでついてきてこの鍾乳洞になったんだとか。
ってことは、ここはハワイってことでOK?
炭酸ガスが溶けた雨水が石灰岩に流れ込み、数十万年かけて石灰岩を溶かしたことで鍾乳洞になったそうです。雨水は、その後球磨川に流入しました。つまり、ハワイと球磨の自然の恵みによって完成したということですね!なんだかロマンを感じます。
鍾乳洞の中には、天然でできた石橋も。え?なんで?もう神秘的が過ぎる。
鍾乳洞のスポットには説明があるので、専門的なことを知らなくても楽しめます。
鍾乳石にもそれぞれ名称が付けられていました。なにが違うんだろう?と聞いたところ、原料は同じ石灰岩でも、場所や状況によって形成の過程が異なるため名称が変わるそう。
説明を聞いて理屈は分かるんですよ。でも現実離れした空間を目の前にすると、異次元を探検しているかのような気分になります。
とにかく自然の神秘って凄い!
往復1kmの大冒険でした!これだけでもとても広く感じましたが、今回のルートは球泉洞にある鍾乳洞のほんの10%くらいだそうです。
ほんとはもっと広く、色々な鍾乳石があるそうです。もっと奥まで見れる『探検コース』もありますが、こちらは専任のスタッフさんがいる場合のみ参加できます。タイミングが合えば、ぜひこちらも参加したいですね!
球泉洞の鍾乳石の種類はとても多く、日本でも1番だそうです。さらに、1年に1回調査が行われていて、今後も新しいものが発見される可能性が高いとのこと。もしかしたら、数年後にはもっと色んなものが見れるようになるのかもしれませんね。