秋は、ワインがより美味しく感じられる季節。
この秋、そんなワインの楽しみ方の幅を広げるイタリア発ワイングラスブランド「ARCHÈ GLASS(アルケグラス)」が日本に上陸。公式サイト上でグラスの販売をスタートした。
「アルケグラス」のワイングラスが日本に登場
「アルケグラス」は、イタリアのミシュランガイド2022で3つ星を獲得した「Le Calandre(レカランドレ)」をはじめ、イタリアンの多くの星付きリストランテから高い評価を受けるワイングラスブランドだ。
グラスデザインを考案したのは、イタリアのワイン専門家、フランチェスコ・サヴェリオ・ルッソ氏。彼が手がけるグラスの最大の特徴は「対流構造」を考慮している点にある。
「対流」とは、ガラス側面・液体・空気の間の熱の違いにより、空気成分とアルコールの揮発性との循環を促進する物理現象のこと。この対流が起こる構造のグラスにワインが注がれると、最初にアルコール成分が揮発し、細かいアロマ(香り)がグラス内に残り循環するようになる。
日本では10月時点で、「アルケグラス」のワイングラス8種が販売される。一部をピックアップして紹介しよう。
スパークリングワイン用グラス「メトディ」
イタリアをはじめ、世界中のスパークリングワインを最高の状態で味わえるように設計されたグラス。トラディショナル、アンセストラル、シャルマなど、どの製法でつくられたスパークリングワインであろうと美味しさを引き出す。
白ワイン用グラス「サジェスチョーニ イン ビアンコ」
白ワイン特有のアロマと風味をダイレクトに引き出すワイングラス。独特な形状には、ワインを注ぐ際に空気を引き込み、グラス内に“保護空間”をつくり出して酸化をゆるやかにする効果がある。長塾型から若いものまで、どんな白ワインでも最高のパフォーマンスを発揮するオールラウンド型のグラスだ。
赤ワイン用グラス「エモツィオーニ イン ロッソ」
赤ワイン用グラスは、「アルケグラス」のラインナップ中もっとも大きいサイズ感。赤ワイン本来の有機的な魅力を存分に表現する。
ユニバーサルデザイングラス「ジェニオ」
1つのグラスでさまざまなワインを楽しみたい人には、万能型のグラス「ジュニオ」がおすすめ。若く香り高いワインとは特に好相性だ。
「アルケグラス」は11月19日(日)まで、日本公式サイト公開を記念して、特別価格でグラスを購入できるキャンペーンを実施している。また、日本国内のグラスの在庫数には限りがあり、注文数によってはイタリア本国からの取り寄せることとなるため5営業日〜2か月程度かかる場合もあるそう。
気になっている人は早めのチェックがおすすめだ。
(IKKI)