イアン・マートセン 写真:Getty Images

 バルセロナが、チェルシーに所属するU-21オランダ代表DFイアン・マートセン(21)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 ユース時代はオランダの複数クラブを転々としたマートセンは2018年にチェルシーの下部組織に加わると、2019年9月にトップチームデビュー。その後、イングランド複数クラブへのレンタル移籍を経験すると、昨季はバーンリーでチャンピオンシップ39試合で4ゴール6アシストの数字を残し、クラブの1部昇格に貢献した。

 レンタルバックしたチェルシーではここまでリーグ戦6試合に出場しているマートセンだが、現行契約は今季限りまで。1月1日から海外クラブとのフリー移籍に向けた交渉が解禁となるなかで、スペイン代表DFマルコス・アロンソが来夏に契約満了を迎えるバルセロナが視線を注いでいるようだ。

 また、オランダ人DFはマウリシオ・ポチェッティーノ体制のレギュラーに定着できていないが、チェルシーからの契約延長を受け取っているという。ただ、バルセロナのスカウト陣は攻撃的な特徴を持つマートセンを補強候補に入れており、何年も追いかけているようだ。