1つは、将来貰える年金額をきちんと把握して浪費を抑え、十分な貯金をしておくことです。

2つ目は、国民年金の未納期間を放置せず、バイトや親に借りるなどして、きちんと納付しておくことです。

そして、若いころから体を気づかい、もっと健康に留意しておけばよかったと、とても後悔しています。

若い頃は健康をないがしろにし、体を酷使していました。そのツケがここにきて回ってきたようです。体のあちこちに不具合を抱えてしまい、高額な医療費が重くのしかかっているのです。

私の経験を踏まえて、老後貧乏にならないためのアドバイスは、先ず、将来貰える年金をきちんと把握し、現役時代から将来に備えておくことです。

そして、健康を気遣い節制に努めましょう。健康で体が動きさえすれば、何とかなるものです。

最後に、先が見えず何が起こるかわからない時代ですが、順応できる感性を養い、賢く生きましょう。

(60代・男性)

今回は、老後貧乏にまつわるエピソードについてまとめました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてくださいね。

文・MONEY TIMES編集部