転職するというのもひとつの選択肢

「未来のほの暗さ」という項目では、「あまり未来が明るい雰囲気の会社でなかった。景気の良い部門もあまり見たことがないし、野心的なプロジェクトもあまりなかった」と書かれている。

「たぶん、この記事を書かれた方は、優秀だと思うんですよ。自分のスキルや能力を発揮できず、格を落とさないといけない現場というのがストレスだったのだと思います」(同)

このエントリーは2019年にアップされたものだが、その後もたびたび話題となってきた。大企業の体制やエンジニアを取り巻く環境は、それほど変わっていないのかもしれない。

「開発環境もそうかもしれないですが、私はエンジニア自体の変わらなさを感じました。意見はあるけど、意外と動かない、というか。この投稿を読んで、『ウチの会社もそうだ』と嘆いたり、『この現場は良くないね』と文句は言うけども、自分は転職するほどの勇気はないという人が多いのではないでしょうか。いまはIT専門の転職サービスもあるし、フリーランスで働くエンジニアも増えてきています。私がエンジニアやっていた頃よりも、ずっと選択肢が増えて、やりたい仕事をやりたいようにできる環境が整ってきている。体制に疑問があったら、さっさと転職するというのもひとつの選択肢だと思います」(同)

(文=清談社、協力=山本隆玄/ワンダフルワイフ代表取締役)

提供元・Business Journal

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