「アイビー・リーグ・スタイル」をモダンに表現。
英国を代表する歴史あるライフスタイルブランド「Barbour(バブアー)」が「Baracuta(バラクータ)」とコラボレーション。初となるカプセルコレクションをリリースした。
バブアーとバラクータが発のコラボレーション
今回のコラボレーションは、「G9」として広く知られているバラクータのオリジナル・ハリントン・ジャケットの誕生85周年を祝い実現したもの。コレクションでは、バブアーのディテールとバラクータのアイコニックなスタイルを融合させた、クラシックな印象のジャケットが登場する。
「アイビー・リーグ・スタイル」を意識しモードな印象に
今回のコレクションの核となるのは、20世紀初頭に脚光を浴びた「アイビー・リーグ・スタイル」だ。
アメリカ東海岸のエリート学生たちから流行が始まったこのスタイルは、1960年代になるとイギリスでも人気を博し、英国流のアレンジをきかせて発展した。
英国の「アイビー・リーグ・スタイル」はアメリカよりモードで、ワークウェアやシルクスカーフ、パネル付きフラットキャップといった独自の要素を含んでいる。
カプセルコレクションには、英国アイビーリーグのコンセプトを取り入れた3型がラインナップ。全モデルの裏地には、バブアーのクラシックタータンとバラクータのフレイザータータン、両ブランドのハウスタータンが使用されている点もポイントだ。
早速、それぞれのアイテムを紹介しよう。
Barbour × Baracuta Porton Wax
最初の画像で紹介している「Barbour × Baracuta Porton Wax」は、バラクータのG9スタイルのジャケットに、バブアー流のアレンジを加えたアイテム。袖口は伸縮性のあるリブ仕様で、襟には2つのスタッズがあしらわれている。
Barbour × Baracuta Brown Wax
「Barbour × Baracuta Brown Wax」はバラクータのG4ジャケットをベースにしたアイテムで、G9よりもややゆとりのあるフィット感が特徴。カジュアルとフォーマルのバランスが絶妙だ。
生地には、バブアーのシグネチャーである8オンスのワックスドコットンを使用。優れた耐候性を持たせた。ホリゾンタルコードの裏地が付いたスタンドカラー、収納力に富んだ2つの深いフラップポケットとウォレットポケット、雨を防ぐアンブレラバックヨークなど、機能性も十分。
Barbour × Baracuta Clayton Wax
続いて紹介するのは、バラクータのアイコニックなスタイルに、バブアーのエッセンスを加え再構築したヘビーウェイトワックスジャケット。
フロントに6つのポケット、バックにはアンブレラポケットを含む3つのポケットを踏襲。雨風を防ぐ2つボタンの立ち襟とフードにコーデュロイをあしらったディティールからも、両ブランドの伝統が感じられる。
いずれも日本のファッショニスタを魅了する逸品と言えそうだ。
(IKKI)