》欲しい時計:第3位
TIMEX(タイメックス)
アイアンマン 8ラップ
1986年の大ヒット作を忠実に再現
1986年に発売された初代がビッグヒットを飛ばしているため、これまでにも複数回の復刻モデルが発売されている“アイアンマン 8ラップ”を、1854年創業のタイメックスが「自社史上最も忠実に復刻した」という本作。当時のデザイナー“ジョン・T・フーリハン”氏にお墨付きを得たということからもその本気度がうかがえる。デジタルウオッチといえば黒が常識だった頃に採用された“カーペイントに着想を得たグレーメタリック”のカラーリングや表面に設置されたプッシャーなどは、40年近くを経たいまでも斬新さを失っていない。
デザインを忠実に再現する一方で、 当時はなかった文字盤全面発光機能“インディグロ ナイトライト”を追加し利便性を向上。今回の復刻版では、文字盤全面発光機能である“インディグロナイトライト”が追加されており、暗所での視認性が格段に向上している。夜のランニングでも大活躍してくれる。
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277
》欲しい時計:第2位
G-SHOCK(ジーショック)
GM-2100シリーズ
オリジンの八角形フォルムを継承した新定番
シリーズ自体が人気を集めている八角形フォルムの薄型モデル“GM-2100”系のなかで最多得票となった“GM-2100-1AJF”は、ベゼルカバー部分に硬質感が際立つシルバーカラーのステンレス素材を採用。GM-2100のシンプルデザインが、よりシャープかつスタイリッシュに仕上げられた。
デザイン性の向上に大きく貢献しているのは、基板構成の最適化と高密度実装により薄型化されたモジュール、そして必要最低限の厚さで耐衝撃基準をクリアするメタルカバード耐衝撃構造。タフネスさを犠牲にせずに、現代のライフスタイルやファッションと調和するスリムでコンパクトなフォルムを実現している。G-SHOCKの長所はそのままに外装や装着性を進化させた本作は、“タフでありつつ美しい時計が欲しい”というユーザーの心に刺さったようだ。
ケース径は44.4mmと大振りだが、薄型設計のケースに加え樹脂ストラップを採用しているため、重厚感あふれるフルメタルモデルに比べると、見た目にもかなり軽やかな雰囲気だ。ケースは11.8mm厚とG-SHOCKでは最も薄いうえ、重量も72gとフルメタル仕様の半分以下の軽さになっている。オリジンの八角形フォルムを継承した“2100シリーズ”は全般的に人気が高かったのだが、そのなかでもメタルケースと樹脂ストラップのコンビネーションが多くの支持を集めた。軽快な樹脂ストラップ仕様を求める人が多いということだろう。
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