AIに関する情報を提供しているメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、東証プライム企業1834社に対してChatGPTの導入実態を調査した「東証プライム企業ChatGPT導入実態調査」を10月16日(月)に公開しました。
調査結果は2023年9月25日(月)時点のものです。
導入しているのは10%に
東証プライム市場への上場企業にChatGPTの導入状況を聞いたところ、全体の10%以上である186社がChatGPT連携サービスを導入していることが分かりました。
ChatGPTを本格的に導入している企業はまだ少ないようです。
どの業界で使われている?
使われている業種について調査を行った結果、最もChatGPTを導入しているのはサービス業の14%。次いで金融業(13%)、情報・通信業(9%)となりました。
小売業(8%)、電気・ガス業(6%)も合わせて、回答の割合が多かった上位5つの業界で50.5%となり、過半数を占める結果となっています。
どのように使われている?
ChatGPTをどう使っているかについて質問したところ、「チャットボット」という回答が75%を占めました。現状は、業務効率化というより顧客対応がメインのようです。
また、同社によると、金融業では文書生成・校正の支援システムを、顧客への資料作成で使用されるケースが多く見られました。