2019年に登場し、販売のたびに即完売が続く高級日本酒ブランドTAKANOME。さらに世界を見据え、各国料理とペアリングできる1本が加わった。

新商品「TAKANOME 火入れ」を10月21日(土)11:00~LINE公式アカウントとメールマガジンにて先行販売、10月23日(月)11:00~公式ECサイトにて一般販売を開始する。

鷹の視点を表現する高級日本酒ブランドTAKANOME

「既成概念にとらわれない、うまさのみの追求」を掲げ、山口県の老舗酒蔵「はつもみぢ」との共同開発によって誕生したTAKANOME。

TAKANOME(鷹ノ目)の酒銘には、鷹のごとく高い視点から物事をとらえ、既存の固定概念にとらわれない新たな価値を生み出し、世界に羽ばたく日本酒でありたいという思いが込められる。

パイナップルのような香りと味わいが特徴で、ミシュランのシェフや5つ星のホテルソムリエからもすでに高い評価を得ている。

「日本酒」を通じて日本の文化の美しさと深みある伝統を伝え、豊かなライフスタイルを彩るグローバルなラグジュアリーブランドを目指す。

急速急冷にこだわった「TAKANOME 火入れ」

今回登場する「TAKANOME 火入れ」は、フラッグシップ商品である「TAKANOME」に、瓶内1回火入れを行ったもの。

生原酒を瓶詰めした後、63度~65度のお湯を使用して殺菌作業を行う。さらに井戸水で約18度まで冷まし、冷蔵庫に入れて味わいを整えた。

とくに急速急冷にはこだわったと杜氏の阿部美恵さんは語る。

急速に冷やすことで酒の香味を損なうことなく火入れが可能で、TAKANOMEの特徴である「フルーティな香味・風味」や「繊細なテクスチャー」が保たれる。

生酒はフレッシュ感が特徴であるのに対し、火入れ商品は味わいにまとまりを感じられ、深みが増し、心地よい甘味が余韻として残るという。

印象的なのは南国フルーツの微細な香りと、繊細なパイナップルの甘さ、爽やかな酸味。5度前後の低温ではすっきりとした飲み口を楽しめ、20度前後の常温では深みをより感じることができる。

和牛ステーキ、鴨のロースト、天ぷら、棒棒鶏などの料理によく合い、ワイングラスで味わうのがおすすめだという。

開発背景には、世界への挑戦がある。TAKANOMEは、その極めてフルーティーな味わいが人気を博し、各国の一流レストランから注目を集めた。2022年からは香港やシンガポール、アメリカ、ヨーロッパのトップレストランやイベントで提供。

火入れによってよりコクのある味わいに仕上がり、和洋問わず様々な料理との相性が良い1本となった。ラベルは書道をモチーフにし、日本文化から生まれる美意識が表現されている。