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アーシングによるデメリットはある?
アーシングで不具合が出たら、メーカー保証で直してもらえる?
アーシングによるデメリットはある?
アーシングによって、デメリットがあるのかについても聞きました。
「アーシング後、しばらく経過したら、オーディオのノイズが増えたように感じます。これまであまり感じたことのないノイズ音が気になってきました。
また、ヘッドライトの光量は増加して明るくなったのですが、点灯中にチカチカと点滅するようになってしまいました。走行に支障のないレベルなのですが、早急に改善しようかと思います。」
そのほか、アーシングにはバッテリー寿命の低下や、ヘッドライトバルブの寿命の低下が起きる可能性があると言われています。また、高温になりやすいパーツへアーシングをすると発火し、火災の原因となるケースもあるといいます。
アーシングで不具合が出たら、メーカー保証で直してもらえる?
アーシングを行って不具合が出た場合、自動車メーカーに修理対応をお願いできるのか、国産自動車メーカーの整備担当者に話を聞きました。
「アーシングは改造車扱いとなる場合がほとんどです。そのため、アーシングを行った場合、修理対応できないこともあります。対応できたとしても、不具合が完全に解消されるとは断言できません。
また、車の購入時に加入できる、長期的なメンテンスサービスや保証サービスなどのメーカー保証の対象外となる可能性が高くなります。」
こうしたリスクを考えると、アーシングはおすすめしにくいと言わざるを得ないでしょう。
少なくともここ最近の車は、アーシングをしなくても十分に通電できるようにはじめから設計されているわけですから、アーシングは不要と言ってもよいかもしれません。
アーシングは、年数が経過した古い車、つまりメーカー保証期間が切れた車で試してみるのがよいでしょう。
アーシングのサービスを展開している民間の自動車整備工場や自動車用品店などもありますので、自己責任のうえ、信頼できるプロがいるショップや整備工場にお願いしたほうがよさそうです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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