ユベントスが、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するスペイン代表MFファビアン・ルイス(27)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
レアル・ベティス下部組織出身のファビアンはナポリでのプレーを経て、2022年夏にPSGへ完全移籍。高水準なパス精度やスペイン人らしいボールコントロールだけでなく、ボール奪取能力も兼ね備える万能型MFは、今季ここまでリーグ・アン7試合に出場しているが、スタメン機会は2回しかない。
そんなファビアンに対して、フランス代表MFポール・ポグバがドーピング疑惑で出場停止処分となっていることから中盤強化に動いているユベントスが買い取りオプション付きのレンタルで獲得を検討している模様。ただ、同選手はPSGで年俸600万ユーロ(約9億4000万円)を受け取っており、その金額が障壁になる可能性があるようだ。
なお、ユベントスのスポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏はナポリ時代にベティスからファビアンを率いたこともあり、よく理解しているようだ。PSGはスペイン代表MFの放出を拒否しない構えのようだが、どのような結末が待っているのだろうか。