サッカー日本代表「森保ジャパン」のFW古橋亨梧は、スコットランド1部セルティックの絶対的ストライカーとして活躍。プレー面でのチームメイトに対する不満が報じられる中、現地では「古橋に圧力をかけるべき」との意見が沸き起こっている。
古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマークするなど、リーグ連覇とスコットランド3冠達成に大きく貢献。今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもと、公式戦全11試合スタメン出場で5ゴール2アシストと結果を残している。
ただセルティックOBのフランク・マカベニー氏は、古橋がDFグレッグ・テイラーとの連係プレーで問題を抱えていると主張。英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビュー「古橋はテイラーに対してイライラしているように見えた。自分がスペースに向かって走り出すタイミングでパスが来ない」と指摘している。
すると、かつてセルティックで中村俊輔氏とチームメイトだったスコット・マクドナルド氏は、古橋の競争相手が必要だと主張。英ポッドキャスト番組『PLZサッカー』に出演した際、以下のようなコメントを残している。
「セルティックはゴール数を増やすべく、来年1月のストライカー獲得を視野に入れていると思う。(ライバル獲得により)古橋にもう少し圧力を与えて、さらなる力を引き出すことが必要だ」
セルティックの前線では、韓国代表FWオ・ヒョンギュが古橋のバックアッパーを務めているが、今季ここまでリーグ戦5試合の途中出場でノーゴールと結果を残せていない。古橋の競争相手になっていないだけに、ストライカー入れ替えの必要性が問われている。