胴切沖で58cmブラウントラウト
再び移動して、次は胴切沖。周辺は遠浅の砂地底だが、岬から伸びる根が湖底にある。春シーズンは大型ニジマスがよく釣れるポイントだ。
水深20mの位置にアンカリングして、底層を中心に探っていく。ここでも最初に釣れたのはブラウン。40cm足らずだが、元気がいい。そして、14時少し前に待望のアタリ。底層でクネクネと体を捩って上がってこない。なんとか浮かせると、婚姻色の出た58cmブラウン。納竿直前にも50・5cmの同魚が釣れ、15時45分に納竿した。
58cmブラウントラウト(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
最終釣果
釣果は35~58cmを19尾。内訳は、ブラウン11尾、ニジマス5尾、イワナ3尾で、すべてリリースした。
まだ少し早いかと思ったが、水温の安定した底層ではそれなりに釣れる。9月中旬の時点で、湖央では数・型ともに結果が出た。今後は、流れ込みのある場所に産卵のためヒメマスが集まるようになるだろう。芦ノ湖の秋シーズンが幕を開けた。
今後は婚姻色の出たヒメマスも釣れる(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
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<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
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芦ノ湖
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この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年10月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。