シンガポールの日本料理店「一花五葉(いっかごよう)」では、石川県産の珠玉食材で織りなすプレミアムイベント「JEWELS of ISHIKAWA(ジュエルズ オブ イシカワ)」を開催。
期間は、10月24日(火)から28日(土)までの5日間限定で、日本酒やビールにおいても石川県にこだわり、厳選した酒を全料理にペアリングしていく。なお、ノンアルコールのコースもあるので、アルコールが苦手な人でも楽しめるようになっている。
シンガポールで本物の日本料理を届ける「一花五葉」
シンガポールは、高い経済成長で驚くべき発展を遂げた国だ。革新的なテクノロジーにあふれ、世界的に有名な観光名所や近未来的なエンターテイメントが多数存在する。
また、多文化が交差するシンガポールでは、言語も食文化も多様性にあふれ、独自の新しいカルチャーが生み出され、今もなお進化を続けている。
数々の名店で腕を磨いてきた同店オーナーシェフ・坂本光隆氏は、このように柔軟で感度の高い国で日本料理の素晴らしさを伝えたいと、今年3月に「一花五葉」をシンガポールのアモイストリートにオープンした。
坂本シェフは、食通で知らない人はいない日本の名レストランや、日本一と言われる旅館での修行経験などがあり、“本物を伝えることが人々に感動を与え、心を動かす”ということを示し、実績を積んできた。
日々、料理人としての腕を研磨することを実直に続け、もてなしの心を大切にする同シェフだからこそ、日本の本物をそのまま表現したいという強い思いのもと、料理はもちろん器や空間といった細部までこだわっている。
豪華な季節食材と厳選した地酒ペアリングの限定コース
同イベントでは、坂本シェフが長年料理人として腕を振るってきた、思い入れの深い石川県の食材を使用する。
日本海に突き出す能登半島を有する石川県は、海の幸に恵まれ、厳しい自然環境が豊かな里山の味覚を育んでいる。特に今回のイベントを開始する10月後半は、さまざまな食材が一斉においしさのピークを迎えるシーズンとなる。
石川の風土で醸された酒は9種類を揃えてペアリングし、石川づくしのスペシャルコースとなっている。同コースの価格は$500、ノンアルコールペアリング付きコースは$450だ。
石川の旬を味わう
ここで、同イベントのコース内容を一部見てみよう。
先附には、「日本の至宝 毛蟹と石川野菜 土佐酢ジュレがけ」と、「数馬酒造」の「竹葉 純米大吟醸 百万石乃白」を。
前菜では、「石川の里山里海の恵み 心に唱える味の饗宴 前菜クリエーション」と「東酒造」の「神泉 純吟乃白」をペアリング。
温物は、「石川伝統郷土料理 治部煮を能登の里海で育った黒鮑で」を「西出酒造」の「HARUGOKORO 特別純米 Another Series」で。
そして、焼物には「世界に響く 石川の海室 のどくろ炭火焼 炙りと焼の二種連奏 炙りは酢飯と焼海苔の手巻き 焼は西京焼きで」が登場。ペアリングは「鶴野酒造店」の「登雷 純米吟醸 超辛口」となっている。
このイベントでしか味わえない、夢のひとときを楽しもう。
JEWELS of ISHIKAWA
開催期間:10月24日(火)〜28日(土)
開催時間:昼 12:00~、ディナー 18:00~
開催場所:一花五葉
所在地:115 Amoy Street, #01-04, Singapore 069935
(田原昌)