サッカー日本代表「森保ジャパン」は、13日開催のカナダ戦で4-1と快勝。DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)がDF冨安健洋(アーセナル)にかわって途中出場したが、終盤に失点。代表OBの田中マルクス闘莉王氏は、失点の原因が森保一監督の采配にあると主張している。
森保監督は、冨安やDF町田浩樹をスタメン起用。両選手ともに安定感抜群のパフォーマンスを発揮すると、後半は町田と谷口のセンターバックコンビを採用。4-0と大量リードの中、89分にFWデイビッド・ホイレット(バンクーバー・ホワイトキャップス)にゴールネットを揺らされた。
闘莉王氏はカナダ戦の2日後にYouTubeチャンネルを更新。カナダ戦出場選手のパフォーマンスを採点する中、試合終了間際の失点に言及。「谷口の経験からしたら、失点してはいけない。必ずクローザーのような感じで(ピッチに)入ってきてほしい。カナダ戦ではそれがなかった」と、チーム最年長のセンターバックに厳しいメッセージを送っている。
その上で失点の原因を「森保監督の交代カードがあまりにもごちゃごちゃしている。俺ですら自分の頭の中で整理できなかった」と、森保采配に求めたが、その詳細には触れていない。
なおカナダ戦ではFW中村敬斗(スタッド・ランス)の負傷により、MF旗手怜央(セルティック)がピッチに立ったほか、代表キャップ数が少ないMF川辺駿(スタンダール・リエージュ)やMF伊藤敦樹(浦和レッズ)も途中出場。ただ伊藤はほとんどボールに触れず、アピールとはならなかった。