女性向けのプログラミングスクール「Ms.Engineer」を運営するMs.Engineer株式会社は、20〜40代の働く女性を対象に出社回帰に関する意識調査を行いました。

主流となりつつあるテレワークと出社のハイブリッド型

新型コロナウイルスが5類感染症に位置付けられたことから、東京都心部の出社率は7割超えに。

具体的な働き方をみると、20〜40代の女性57.1%がテレワークと出社のハイブリッド型、25.6%が完全出社、17.3%が完全テレワークと回答しました。

8割の女性が出社回帰による育児と仕事の両立は難しいと回答

出社回帰の動きがみられるなか、20〜40代の女性の79.7%が「完全出社になった場合、育児と仕事の両立できるイメージがない」と回答。

回答者の多くが「通勤に時間が取られてしまう」「通勤で体力が奪われてしまう」「子どもの熱や交通機関の遅延のような緊急時に対応できない」など、完全出社による弊害を挙げました。

東京都の平均通勤時間は95分、女性の帰宅時間の遅さは全国1位という統計からも、完全出社による仕事とプライベートの実現はさらに難しくなると考えられます。

今後の働き方が問われる

今後の働き方に関する質問に対し、約7割の女性から、さまざまな意見が寄せられました。

「リモートや出社にかかわらず、仕事の成果次第で判断されたい」「情報格差を仕組みで解決してほしい」「完全出社になる場合は転職したい」など、会社のリモートワークに関する方針に改善点があることを指摘。

徐々に従来の働き方に戻りつつある今、今後の働き方を問い直す機会となるでしょう。

調査概要

調査方法:インターネット調査(Ms.Engineerの公式Twitter,LINE,Instagram経由及び紹介の回答)

調査対象:20代~40代の全国の女性131人(全国調査)

調査実施日:2023年9月14日(木)~9月22日(金)

調査主体:Ms.Engineer株式会社