カナダ代表の選手たち 写真:Getty Images

 カナダ代表は13日開催の「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023 」で日本代表「森保ジャパン」に1-4と完敗。カナダ人記者が同国代表を酷評している。

 カナダは前半2分にMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)から先制ゴールを奪われると、ビルドアップの局面で日本代表の素早いプレスに苦戦。同39分にDFアルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)のオウンゴールで追加点を許すと、42分にはショートカウンターからFW中村敬斗(スタッド・ランス)にゴールネットを揺らされる。

 後半に入っても日本代表に主導権を握られると、同4分に再び田中のシュートから失点。終了間際にFWデイビッド・ホイレット(バンクーバー・ホワイトキャップス)のゴールで1点を返したが、森保ジャパンに地力の差を見せつけられた。

 カナダメディア『ワンサッカー』のジョシュ・デミング記者は、X(旧ツイッター)で「前半のみで5つの悪いポイントがあった」と指摘。

 「前半の入りが酷い。期待していなかった」「PK失敗が続いている。もしジョナサン・デイビッドが決めていたら、違う試合展開になっただろう」「中盤が蹂躙されている」「今後の明るい材料はアルフォンソ・デイビスだけ」「日本が3ゴール決めたのに対して、我々は3つのミスを犯した」と綴っている。

 昨年11月の強化試合では2-1と日本を下したカナダ。来月にCONCACAFネーションズリーグ開幕を控える中、大会前ラストマッチの日本戦で不安材料を抱えた格好だ。