ネイマール 写真:Getty Images

 日本時間10月13日、FIFAワールドカップ(W杯)2026南米予選第3節で、ブラジル(FIFAランク3位)がベネズエラ(FIFAランク53位)と対戦し1-1で引き分けた。同試合後にブラジルの地元放送局は、先制ゴールをアシストしたアル・ヒラル(サウジアラビア1部)所属のFWネイマールが、自国サポーターに物を投げられて激怒した様子を捉えた。

 2連勝中のブラジルは同試合50分、ネイマールが蹴ったコーナーキックからDFガブリエウ(アーセナル)の母国初ゴールとなるヘディングシュートで先制。しかし終了間際の85分、ベネズエラのMFエドゥアルド・ベージョ(マサトラン/メキシコ1部)にバイシクルシュートを決められ、ホームで勝ち点1を分け合った。

 地元放送局『TNTスポーツ・ブラジル』は、スタジアムを後にしようとするネイマールの様子を捉え、ホームでFIFAランク下位相手のベネズエラに勝利できなかったことに不満を持ったサポーターがネイマールにポップコーンを投げて攻撃し、怒りをぶつけたことを報じた。サポーターが投げたポップコーンの容器がネイマールに当たると、同選手は激怒。サポーターがいるスタンドを指差して声を荒げたという。

 ブラジルは、この引き分けにより2勝1分。同じく2連勝していたアルゼンチンがパラグアイに勝利したことで、2位に後退した。W杯出場権は上位6チームに与えられ、7位のチームが大陸間プレーオフに進む。